世界でたった一つの弊社と産地問屋、単一農家の合作
味は蒸しが深い分、まろやかでコクがあり、独特な香気はよりいっそう際立ちました。北限の茶畑がもちえる特徴を増幅して、「世界でたった一つの単一農家の合作」が完成しました。この伊達茶深蒸し仕上げは、日本茶を心から愛する方々の結晶ともいうべきもので、いただく人々を魅了するでしょう。
深蒸し茶が出来るまで
北限の「伊達茶」の茶畑の新芽約70キロを摘んですぐに、約700キロ離れた静岡県掛川まで延べ9時間かけて運びました。
①仙台でワンボックスの商用レンタカーを借りて、自社倉庫で大型の茶箱を7個をセッティングし、業務スーパーで板氷を35枚購入し、1箱に3枚を敷き詰めたあと伊達茶の茶畑の製茶工場に向う。
②塩竈から石巻までの移動時間に掛川までの移動ルートと、茶葉の攪拌のためのサービスエリアの想定を行う。約1時間半ごとに茶葉を容れた茶箱の中の茶葉を攪拌しなければならないため。
③伊達茶の製茶工場で生葉をピックアップしました。古式の計りを使い正確に計量して7つの茶箱に積みました。
④午前11時過ぎに石巻を出発。一路、静岡へ向かいます。
⑤茶箱に入れた茶葉は、そのままにしておくとすごく熱を持つので、サービスエリアへ1時間半ごとに立ち寄り茶葉を攪拌します。
⑥新鮮な状態の新芽を維持するため、攪拌を繰り返して茶葉を冷やしながら約9時間走り続け、午後8時ごろ掛川に到着しました。
⑦産地問屋の常務ご家族が待っててくださり、濡れた茶葉の水分を約2時間かけてとってくださいました。
⑧冷蔵庫へそのまま保管していただき、翌日の生産農家と機械屋さんたちに北限の茶葉の「荒茶」への仕上げを行なっていただきました。
⑨荒茶を確認したところ、非常に良い状態で蒸してありました。仕上げ茶にするために準備をします。
⑩仕上げ茶にした状態で約4キロ。あの70キロの茶葉から、珠玉の一葉が生まれました。
「日本茶を心から愛する方々の結晶」、是非この機会にご購入ください。