わさび栽培の歴史は静岡市を流れる安倍川の上流、有東木の郷で始まりました。静岡県安倍川を上流に30km登りますと山間に有東木(うとぎ)地区が現れます。標高500mにこじんまりと広がる小さな産地ですが、近年の土壌改良により茶葉の質が年々良くなっております。
伝統製法で育て揉み上げた浅蒸し茶は黄金色の水色と濃緑色の茶葉、高い香りに強い旨味、高級茶です。その年最初に採れた新茶、いろはの「い」でイ印と呼ばれる高級茶葉の産地ストレートティーです。
安倍川上流にあるワサビが栽培されるほど清らかな水が流れる山間部で、朝夕の霧に包まれながら栽培される幻の一葉。
特徴
葉肉が厚く、土の香気をまとい深みのある山の香りを有する。苦み渋みもしっかりとしており、お茶としての奥行きを感じる味と香りです。
将来的には「お願いだからわけていただけませんか?」と言われるお茶です。